香港での就労ビザの申請書を正確かつ詳細に記入することは重要です。以下に一般的な就労ビザ申請書(ビザ申請者が記入する書類→ID 990A)の記入例、ポイントを示しますが、申請者、申請書の種類や要件によって異なる場合がありますので、香港政府のイミグレーションの公式ウェブサイトや関連機関の指示に従うことが重要です。
まず、記入時の注意事項ですが、”Please complete this form in BLOCK letters using black or blue pen.”と書かれているので、記入する際は大文字、黒か青のペンで行いましょう。
また、”Please tick as appropriate”と書かれているので、綺麗にチェックを打つように気をつけましょう。ビザの申請書は、正確に記入することが大切です。
次に、Part Aの1枚目の記入例をご紹介致します。
Part Aでは自分自身に関する情報を記入する欄がほとんどとなっております。
Name in Chineseの部分はフルネームを漢字で記入してももちろん良いですが、記入する必要はありません。
Travel document typeの部分には”PASSPORT”と記入しましょう。
E-mail addressも必ず大文字で記入するようにしましょう。
Country/Territory of domicileの部分には現在住んでいる国名を記入します。
Has the applicant acquired permanent residence in his/her country/territory of domicile?の部分には、居住国で永住権を持っている場合はYesにチェックを記入しましょう。
Length of residence in country/territory of domicileは、現在住んでいる国に住んでいる期間を記入します。
Signature of applicantは、パスポートと同じサインを記入しましょう。
2枚目の記入例をご紹介します。
大体の方が、1. Personal Particulars (Continued) の部分のみの記入になるかと思います。上段のPresent addressの部分には、現住所を記入します。下段のPermanent addressの部分には、本籍地を記入します。現住所と本籍地が一緒の方は、”SAME AS ABOVE”と記入しましょう。
また、住所の書き方は、アパートやマンションの場合は最初に部屋番号を書き、その次はマンション・アパート名を書くようにしましょう。証明写真は、指定の大きさで背景は白が一般的になっています。1枚目のPart Aと同様、最後に記入日付とサイン(パスポートと同じ)を記入します。
3枚目の記入例をご紹介します。
Higher Education Qualifications Obtained (if applicable)の部分は香港で高等教育を受けていた方のみが記入する欄ですのでお間違いのないようにしましょう。
Academic/Professional Qualificationsの部分ですが”in chronological order”と記載されているため、古い順で記入する必要があります。次のEmployment Record も古い順で記入します。
こちらは、在職証明書と内容が100%一致しないといけないので注意が必要です。そして、1、2枚目と同様に最後に記入日付とサイン(パスポートと同じ)を記入しましょう。4枚目も該当する項目がある場合はチェックを記入し、最後に記入日付とサイン(パスポートと同じ)を記入しましょう。
就労ビザ申請書の記入は、申請者の正確な情報提供が求められます。書類の不備や誤りがビザ申請の遅延や拒否につながる可能性があるため、慎重に記入し、必要な書類や証明書類も適切に提出することが重要です。